4月 19

TOEIC初心者のための Part 5攻略 品詞問題

 

TOEIC初心者、TOEIC Part 5、TOEIC品詞問題
TOEIC Part 5 基本は品詞問題

今回も独自の視点から、TOEICのPart 5についてシェアさせていただきます。Part 5というのは、「短文穴埋め問題」と言われ、ある文章を完成させるのに空所に入る適語を4つの選択肢の中から一つだけ選ぶという問題です。

TOEICの中では、得点源のパートというか、正確に言うと、「ひどい点数までは行かせない防波堤となるパート」です。別の言い方をすると、多くの人にとって、得点しやすく、その代わり大きく差が出るパートでもないと言えるでしょう。少し文法や語彙に知識がある人にとっては、メチャ簡単な問題の連続ですが、同時に「満点は取らせないよ」という問題が少なからず出てくる、そんなパートです。

将来的には、10年ごとに出題形式が変わるTOEICにおいては、2026年前後にこのパートの形式がより難しくなるか、または、なくなると予想しています。

さて、現行のPart 5を見ていきましょう。
問題は全部で30問あります。TOEICでは、このPart 5から最後のPart 7までを合わせて「リーディングセクション」と言いますが、その最初のパートがこのPart 5ということになります。現在のPart 5は、細かく分ければいろいろな分け方があるのですが、TOEIC初心者にもわかりやすいように言えば、以下の3つに分かれます。

タイプ1. 品詞問題
タイプ2. 文法・語法問題
タイプ3. 語彙問題

タイプ1の品詞問題は、実際には文法問題と言えるので、大きく分ければ、1と2は同じ部類なのですが、ここではより理解を迅速にしていただくため、あえてカテゴリー分けました。

タイプ2と3は、文字通りの問題です。
一概にどのタイプの問題がより簡単であるとは言いにくいのですが、たいていの場合、語彙力がない人が多いため、3が苦手な人が多い傾向にあります。一方で、文法に弱い人も依然多いため、タイプ1や2の問題ができない人もいます。どちらの問題も、出題される範囲はごくごく限られたものであるという言説が広まっていますが、実際には狭いようでいて、出題される範囲は、多くの人が想像している以上に広く出題されるようになっています。

全ての問題において、この「広さ」の定義が難しいです。よくTOEICの問題は、易しい問題ばかりではない、と言われますが、それはものすごい高度な文法事項や難易度の高い単語を試してくるという意味ではなく、何というか、横に広がるような、人が忘れてしまっているとか見逃してしまっているような語彙や文法的盲点が試されてくると考えるほうが正解です。

これは今回の記事のテーマではないので、いつか別の機会に譲りますが、TOEICは問題がもらえないので、「この単語が出る」と誰かが発言し、それを読んだ人がそのまま信じてしまえば、それは「出る単語」になります。が、仮に別の人が、「そんな単語出るかあ」と思ったとしても、それをお互いに証明することはできません。よって、あくまでも、今、これを読んでいるあなたが、誰を信じるのか、ということになります。

仮定の話として、TOEICで満点の人が二人いたとして、一人は、この単語が出ると言い、もう一人が、「いや、そんな単語は、TOEICで見かけたことがない」となった場合、どちらを信じるか。話が脱線してしまいましたが、そんなことも頭に入れ置かれるとよいと思います。

TOEIC初心者、TOEIC Part 5, TOEIC Part 5攻略、TOEIC品詞問題
それでは、さっそく先ほど提示した3種類の問題のうち、今回は、品詞問題に絞ってみていきます。

TOEICの品詞問題とはこんな問題です。

1.  The interviewers were ——- with Mr. Maron’s
responses as candidate for the manager position.

(A) impression
(B) impressed
(C) impressively
(D) impressive

まず選択肢だけを見てください。この4つの選択肢は、全て似た単語が並んでいますね。(A)は名詞、(B)は動詞のed形、(C)は副詞、(D)は形容詞です。このように同じ単語が少しだけ変化して並んでいる問題を、俗に「品詞問題」とか「語形問題」と言います。その場合、その単語の意味を知っていれば解くのはより簡単になりますが、多くの場合は、その単語を知らなくても、前後の語の配置から何が入るのかを瞬時に判断できます。

この問題の場合は、前にbe動詞の過去形のwereがあり、後ろが前置詞のwithですから、正解は過去分詞の形の(B) impressed になります。もちろんbe impressed with~で、「~に感銘を受ける」というように覚えていた人にとっては、考えるまでもない問題なのですが、それを知らなかったとしても、前後で判断して正解にできるのが、品詞問題の特徴です。

このような問題を「3秒解決問題」とか「5秒で解決できる問題」と言います。ただ、品詞問題が文法問題の一種であるという点を覚えておいてください。ここでは受け身になって、be impressedという形になるのだな、とわからないといけないという前提があるのも事実です。よって、品詞問題は、基本的には選択肢の形だけで見た呼称であって、実際にはこの場合なら、受け身の文法問題であると言っても構いません。

さらに深く。
これを品詞問題でなく、より文法問題チックに変換して出題することも、(出題者の立場から見れば)できます。例えば選択肢をこのように変えます。

1.  The interviewers were ——- with Mr. Maron’s
responses as candidate for the manager position.

(A) impressing
(B) impressed
(C) as impressed
(D) more impressive

こうなると、少しややこしいですね。be動詞のwereがあるなら、進行形の(A) impressingも良さげです。が、これは、「印象付ける」という他動詞なので、後ろにwithがあるとおかしくなってしまいます。人がこないといけません。

His speech impressed us(彼のスピーチは我々に感銘を与えた)のように。また、(C) as impressed は、後ろにasがあるので、as—asじゃなかったっけ、なんて勘違いさせる引っかけです。後ろのasは、この文ではあくまでも「~として」という前置詞のasなので、ここでは、候補者として(as candidate)という意味になります。なので、よくある比較の文の中のas+(形容詞or副詞)+asとは異なります。

Mr. Maron’s speech was as impressive as Ms. Kawase’s. —- 〇
(マロンさんのスピーチは、川瀬さんのスピーチと同じくらい印象的だった)

(D) more impressiveは、比較を表す表現なので、後ろに対象となるthanが通常は必要ですね。よって、やっぱり正解は、(B) impressed になるわけです。

以上が品詞問題のご紹介になります。
ここでは、意味を考えることを極力避けるため、文意は書きませんでした。AREではこのように、品詞問題と言えども手を変え品を変えて出してくるTOEICに対応するため、あらゆるケースを考えた問題を日々授業の中で行っています。文法や語法に弱いという方は、当スクールのグラマークラスを受けてみることをお勧めします。たくさんの目からうろこ状態に入れますよ。

また!


当スクール代表 長本吉斉の書籍 Amazonにて好評発売中。

TOEIC試験対策におすすめです!

      


【関連記事】


総合英語メルマガ by ARE代表 長本吉斉

基礎英語~TOEIC~TOEICのその先へ

学習法(勉強法)、問題演習、編集後記 etc 本気の方対象のメルマガばく進中!

TOEIC400点~TOEIC750点の方対象  *基本無料

ご希望の方は、プライバシーポリシーをご確認のうえ、ご登録申請をされたい E-mailアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

*TOEIC新形式対応音声解説教材好評発売中!


TOEFL・TOEIC特化型スクールARE

電話:東京 (03)-6454-0779

住所:〒164-0003 東京都中野区東中野3-8-13 ドーンビル8F

(JR中央線・総武線・都営地下鉄大江戸線からもアクセス便利。東中野駅徒歩1分。)

AREは、あなたのTOEIC・TOEFLのスコアアップのお手伝いと

一生使える英語の勉強法を伝授します。

Category: TOEIC, TOEIC 問題, TOEIC 文法, TOEICコラム | TOEIC初心者のための Part 5攻略 品詞問題 はコメントを受け付けていません。
2月 20

TOEICに出てくる助動詞問題ってどんな問題なの?どういうふうに覚えておけばいいの?

 

TOEIC 前置詞

★TOEICでは、純粋な文法問題として助動詞が出題されるということは少ない。

結論から言うと、TOEICのスコアーアップにおいては、助動詞の重要度はかなり低めです。しかしそれは、助動詞を知っておくことが、重要ではない、という意味ではありません。基本項目として、助動詞の各働きについて知っておくことは大事です。

が、助動詞がPart 5や6に直接的に問題として出されることは少ないです。よって、TOEIC対策として助動詞を詳しく学ぶことは、大事ではないとは言いませんが、スコアーアップにはそれほど影響しないということは知っておいて損はないでしょう。

したがって、助動詞を詳しく学んでも、それは英語の基礎勉強をしている
と考えてください。

確かにこの本でも助動詞を扱っていますが、あくまでもTOEICに即した形でさらっと扱っている程度です。その辺をご理解ください。

ではTOEICに稀にでも出るとすれば、どんなふうに出るのか。それは助動詞の第一原則である「助動詞の後ろは、基本的には動詞の原形がくる」ということがわかっているかどうかを試す程度の問題です。まさに基礎。

たとえば、まずこんなセンテンスをみてください。はじめは敢えて簡単なセンテンスにします。

I will attend the meeting this afternoon.(私は今日の午後に会議に出席する予定です)

ここに原則、見えますね。「助動詞+原形動詞」です。will + attend。これがもしwill attendsだったら×ですね。こんな当たり前の問題が稀に出ることがあります。ただ、それでもそんな程度。助動詞には、もう少し高度な使い方ももちろんありますが、それらは出題されません。

たとえば、You should have attended the party last night.
should have+過去分詞。これは、「昨日のパーティーに出ればよかったじゃん」という意味です。相手の過去の行いに対する話者の気持ちを表すわけです。

が、こういった文が文法問題に出るということはありません。リスニング問題の中の会話文で聞こえてくることがあるかもしれませんが、それでも少ない。仮にこのshould have+過去分詞という表現が、例えば、Part 3やPart 4の問題のほうの選択肢の中に入っていたとしても(それも稀ですが)、それが正解ということは、まずありません。

よって、助動詞を詳しく解説してくれるTOEIC対策の教材があったとしても、それは英語力強化という意味の助動詞講座であって、TOEICスコアーアップに直接的にはそれほど関わらないつもりで学ばなくてはなりません。

では、改めて助動詞って何でしょう。それは読んで字のごとく、動詞を助ける動詞です。言い換えれば、動詞に少しだけ意味を加えて話者の気持ちを表すための単語群を言います。

具体的には、will, would, should, can ,could, may, might,must, shallです。
これらにはもちろんそれぞれ意味がありますが、繰り返しになりますが、これらの意味を分かっていなければ解けない問題が文法問題として出るわけではありません。

では、実際にはどんなふうに出るのか。AREのオリジナル問題から一問載せてみます。

Many economists believe that the manufacturing
industry could ——- from its enduring slowdown.

(A) recovery
(B) recovers
(C) recovering
(D) recover

こういうのを3秒で解決する問題と言うわけです。選択肢を見たら、Aから順に、(A) 名詞、(B)動詞にsが付いた形、(C) 動詞のing形、(D)動詞の原形です。答えは、簡単ですね。正解は(D) recoverです。前が助動詞なのだから、後ろは原形動詞。それだけです。この時にcouldの意味なんて、知っている必要はありません。couldが、過去に~できた、とか、現在のちょっとした可能性を示していて、「もしかして~」とか、丁寧な依頼のcouldとか(笑)。そんなの全て問題には関わってきません。これがTOEICの問題なのです。ちなみにrecoverは「回復する」という大事な動詞の一つではありますが。

今回は、TOEIC対策としての助動詞学習にちょっとしたスパイスを加えたく、書いてみました。頭の片隅に入れておいていただければ幸いです。


当スクール代表 長本吉斉の書籍 Amazonにて好評発売中。

TOEIC試験対策におすすめです!

              


【関連記事】


総合英語メルマガ by ARE代表 長本吉斉
基礎英語~TOEIC~TOEICのその先へ
学習法(勉強法)、問題演習、編集後記 etc 本気の方対象のメルマガばく進中!
TOEIC400点~TOEIC750点の方対象  *基本無料
ご希望の方は、プライバシーポリシーをご確認のうえ、ご登録申請をされたい E-mailアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。
*TOEIC新形式対応音声解説教材好評発売中!


  

TOEFL・TOEIC特化型スクールARE
電話:東京 (03)-6454-0779
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野3-8-13 ドーンビル8F
(JR中央線・総武線・都営地下鉄大江戸線からもアクセス便利。東中野駅徒歩1分。)

AREは、あなたのTOEIC・TOEFLのスコアアップのお手伝いと
一生使える英語の勉強法を伝授します。

Category: TOEIC, TOEIC 問題, TOEIC 文法, TOEIC 英単語, TOEICコラム, TOEIC勉強法, 改訂版 TOEIC TEST文法急所総攻撃, 英語力アップ | TOEICに出てくる助動詞問題ってどんな問題なの?どういうふうに覚えておけばいいの? はコメントを受け付けていません。