7月 3

TOEICリスニング Part 2(応答問題)730点突破のために「一瞬考えてしまう問題」 攻略

 TOEIC問題,TOEIC Part 2対策,TOEIC Part 2攻略, TOEIC対策

★曖昧な問題を理解しておく

ここまで3回連続で、TOEIC Part 2の初心者のための攻略法を見てきました。今回はもう少し高度にして、では初心者から脱してTOEIC730点より上、はたまた900点越えを目指すためには、どんな問題を頭に入れておくべきか、そんなことに触れたいと思います。

TOEIC Part 2では、これまでの対策①~③の記事でシェアさせてきていただいていた通り、ある程度定石に則れば解ける問題が8割です。

が、同時に、では満点を簡単にとらせてくれるかというと、そうは問屋が卸しません。TOEIC側としては、あの手この手でミスを誘ってきますし、正解であっても一瞬迷い、不安にさせるような正解もあります。

今回は、比較的解きやすい典型的な質問応答例ではなく、ちょっと外れたところにある問題を見ていきましょう。

結論から言うと、Part 2の高度な問題は、質問文のその一言で、どんな状況がわからないと解けない問題であるということです。テクニックというよりは、英語力そのものが試されている問題と言えます。

こんなことを言うと、TOEICはどのパートだって英語力を試しているのではないのか、という人がいますが、もちろん最低限の聞く力は必要だとしても、これまで見てきたように、ある程度のテクニック的な部分で解ける問題が多数存在するというのも事実です。

今回は、それら以外の問題、状況判断的な問題を見ていきましょう。

例①
質問文:Why can’t I access our employee Web site?

(A) No, we’re creating the Web site.
(B) At our company cafeteria
(C) Have you received the new password?

ここで大事になってくるのが、最初の質問文が聞こえてきた時に内容がパッと理解できるかです。この人はどんな感情か。ちょっと頭にきてますね。「なんでうちの従業員のウェブサイトに入れないわけ?」と言っています。

私が入れないのはおかしいと。 この時、最初のcan’t Iの部分を聞きとり、かつ意味が理解できないと応答文もよくわからないことになります。

注意すべきは、実際に聞こえてくるTOEICのナレーターは、感情的にWhy can’t I access our employee Web siteと言ってくれるか。 実は言ってくれません。どの問題も、同じようなボリュームで話されます。よって、よく、「話し方を聞き分けよ」とか、「言葉のトーンを感じ取れ」みたいな言説がありますが、実際のTOEICでは、それはできません。そういうことをすると、きちんと内容を聞き取って設問に解答するというよりも、言葉のイントネーションで感情を判断しろみたいな問題になってしまいますから(笑)。

よって、感情的と言っても、あくまでもテストとして普通の疑問文のように話されます。

TOEIC対策,TOEIC問題,TOEIC Part 2対策

もう一度問題を見てみましょう。
質問文:Why can’t I access our employee Web site?

(A) No, we’re creating the Web site.
(B) At our company cafeteria
(C) Have you received the new password?

正解は(C)です。 新しいパスワードを受け取ってる? つまりこの人は、暗に「パスワードを間違って入力したのでは?」と言っているわけですね。このように質問を質問で返す問題が正解の場合もあります。

(A)は、最初にNoと言ってしまっているので、そもそも×ですが、さらにWeb siteという同じ音でのひっかけも入れています。(B)は場所を答えているということは、WhyをWhereと勘違いさせる引っかけ。どちらも常連です。

例➁ 質問文
Should we take our guests out for lunch or have something catered here?

(A) I guess they’re about ten.
(B) They preferred the Italian restaurant last time.
(C) Yes, I’m really hungry.

これは、これまで見てきた中の選択疑問文(A or B)ですね。ここでも最初の意味が分からないと話にならないという難しさがあります。一つは、caterという「料理を持ってくる」という動詞。 もう一つは、このweが誰なのかということ。おそらく会社の同僚ですね。そしてゲストが来ることになっているんだけれども、彼らの食事をどこでとっていただくか。そんな話です。

外に連れていくのか、中で出前みたいのを頼むのか。 これが一瞬でわからないといけません。正解は(B)ですが、なんともあいまいな答えですね。が、これこそTOEICです。

(B) They preferred the Italian restaurant last time. (前回はイタ飯屋がいいと言いましたよ)と。つまり前回は外出した、と言っているわけです。 だから何だよ、と突っ込みを入れられそうな応答が正解という問題。なんとなくこの先の 会話が推測できそうな応答です。前回は外に行ったのだから、今回は会社に出前を頼んでもいいじゃね?みたいな。そんなニュアンスもありますね。いずれにせよ、他の選択肢はお話にならないので、これしかない。 そんな解答パターンです。

ちなみに誤答の二つはそれぞれ、
(A) I guess they’re about ten.(彼らは約10人だと思います)
(C) Yes, I’m really hungry.(はい、すっごくお腹が空いてます) です。

お話になりませんね。

以上をまとめると

  Part 2の中で難易度の高い問題は、
   1. 最初の質問文が、英語リスニング 力がないとパッと理解できない
   2. 質問文の人と応答の人の立場、状況を一瞬で判断する必要がある。
   3. 正解の解答は、はっきりと質問に答えるというよりは、曖昧さを残している

TOEICスクールAREでは、このような類題を数多く独自制作し、生の授業で 伝授させていただいています。


当スクール代表 長本吉斉の書籍 Amazonにて好評発売中。 TOEIC試験対策におすすめです!
      


【関連記事】 AREはこんな学校です。 AREメソッドに基づく刺激的な授業 スコアーアップだけが目的のスクールではありません その他のご受講生の初授業感想メールは、こちら。 「その授業に笑いはありますか?」 「TOEIC学習のヒント」 「TOEIC700点の人 vs 900点の人」


総合英語メルマガ by ARE代表 長本吉斉 基礎英語~TOEIC~TOEICのその先へ 学習法(勉強法)、問題演習、編集後記 etc 本気の方対象のメルマガばく進中! TOEIC400点~TOEIC750点の方対象  *基本無料 ご希望の方は、プライバシーポリシーをご確認のうえ、ご登録申請をされたい E-mailアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。 *TOEIC新形式対応音声解説教材好評発売中!


TOEFL・TOEIC特化型スクールARE 電話:東京 (03)-6454-0779 住所:〒164-0003 東京都中野区東中野3-8-13 ドーンビル8F (JR中央線・総武線・都営地下鉄大江戸線からもアクセス便利。東中野駅徒歩1分。) AREは、あなたのTOEIC・TOEFLのスコアアップのお手伝いと 一生使える英語の勉強法を伝授します。



Copyright © 2014 ARE. All rights reserved.

Posted 2019/07/03 by TOEFL・TOEIC特化型スクールARE in category TOEIC, TOEIC Part 2, TOEIC リスニング, TOEIC 問題, TOEICスコアUP, TOEIC勉強法, TOEIC対策スクール, 英語力アップ